『.NET開発テクノロジ入門2016年版Visual Studio 2015対応版』を執筆しました

2016-02-01

2月5日より、日経BP社から「.NET開発テクノロジ入門2016年版Visual Studio 2015対応版」が発売されます。私も本書の執筆に参加させていただきました。

.NET開発テクノロジ入門2016年版Visual Studio 2015対応版

.NET開発テクノロジ入門2016年版Visual Studio 2015対応版

目次をご覧いただければわかると思いますが、この1冊で.NETに関する幅広い分野が網羅されています。

ページ数は224ページとそこまで多くはありませんが、今の.NETテクノロジを追っていく上で必要となるであろう概念や知識が、非常にわかりやすく解説されていると思います。.NET開発テクノロジの全体像をつかむ切り口の一つとして、是非、本書をご活用いただけば幸いです。

私が担当したのは、主に.NET 2015の全体像あたりです。全体を通してあまり深入りはせず、極力ざっくりとイメージが掴めるよう、概要と本質を説明することを心がけました。

執筆するにあたって「.NETに関する前提知識がなくても(もしくは多少調べれば)分かるように…」ということを念頭に置いて執筆しましたが、分かりにくい個所も多々あるかと思います。このブログなどを通してなるべくフォローアップいたしますので、日経BP社のお問い合わせページからご連絡いただけますと幸いです。(個人的には直接Twitterなどでも大歓迎です)

書籍執筆を通して

以下、余談です。

実は、今回が私にとって初めての書籍執筆だったりします。貴重な機会をくださった日経BP社の皆様、マイクロソフトの皆様、そして共著者の皆様には本当に頭が上がりません。

原稿執筆を通して、私自身も非常に勉強になりました。ありがとうございました。

今回の原稿執筆で印象的だったのが、「原稿執筆期間中、Connect();などのMicrosoftの開発者向けイベントが何度か開催されて、その度に新しい内容を原稿に反映させるという作業が必要になることもあった」という点です。

まだまだ開発途中の技術を本書で扱っているので仕方のないことではありますが、「それにしてもすごいペースで書籍の内容(の一部)が古くなっていくな…」と恐ろしささえ覚えつつ、今のMicrosoftの開発スピードを改めて実感した瞬間でもありました。

一つ残念なのが、校了日の翌々日あたりに名称の変更が発表された点です。詳細は著者のしばやんせんせーのブログをご覧ください。

「従来のASP.NETとは少し異なる枠組みである」ということがより分かりやすくなったので、個人的にこの変更に関しては賛成です。ただ書籍にそのアップデートを反映できなかったのが残念でなりません。(訂正版とかを出せると良いのですが…)

もちろん名称が変更されただけで、扱っている技術の概要や概念などは変わっていませんのでご安心ください!

最後になりましたが、本書が多くの皆様の手助けとなることを願っております。

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